ー 簡単に経歴を教えていただけますか?
はい、私はファッション専門学校を卒業して、アパレルの会社に就職しました。そこでPRを担当し、その後ITコンサル会社に転職しました。約1年間働いた後に独立し、フリーランスのデジタルマーケティングコンサルタントとして8年以上活動しています。
ファッション業界からIT業界に進んだ理由としては、パソコン1台で旅しながら仕事ができるような職業に、漠然と興味があったから。あと、中学生の頃からウェブサイトを作っていたり、ウェブに詳しかったので。
ーフリーランスになったあと、どんな国に行かれましたか?
最初は台湾へ、友達に誘われ移住しました。2年間住んだあと、コロナ禍の影響もあったので、日本国内を旅したいなと思いました。日本では、規則性とかなく自分の好きなところへ行きましたね。石川県や福井県、沖縄県は3回も行ったりして(笑)。どこに行ってもご飯が美味しいし、道が綺麗で、サービスレベルも高かったです。治安もいいですしね。最近ではタイの各地やインドネシアのバリなど、アジア圏にも行きました。
ー Seikoさんがコワーキングスペースを探す理由は何ですか?
東京にお家があった時は、家の中を「お仕事ファースト」にして(設備を整えて)いて快適ではあったのですが、まぁ、ひとりぼっちじゃないですか。その「孤独感」を解消するために、コミュニティ活動が盛んなコワーキングスペースはうってつけだなと思っています。あと、(ノマド生活において)仕事する環境を整えるというのがやはり最優先なので、ホテルよりもコワーキングスペースを先に決めています。
ー S-TOKYOを3ヶ月、使ってみていかがでしたか?
一言で言うと、素晴らしかったです。人が良く、不愉快な思いをすることなく過ごせました。ここで出会う人みんな、人のジャッジをしたり、バイアスのかかった見方をしない。新しいものとか、カルチャーの違いであるとかを、すごく繊細に理解し、それに対して自分の中で「あれは良い、これは悪い」とかっていうジャッジをされないので、安心感があります。
S-TOKYOは、新しいことに積極的で、自分の価値観を大切にする人にとって居心地いい場所だと思います。
私もそうなのですが、デジタルノマドって、自分にとって良いもののために全ての環境を変えることを厭わない人たちだと思うんですよ。ここには「居心地の良さ」があるので、自分の理想の環境を求めて行動できる人にぴったり。
ホテル(LINNAS Kanazawa)も運営している会社が運営元だからこそ、いろんな価値観があることや、旅する人たちに慣れていて、それらもふんわりと受け止めてくれます。
ー S-TOKYOのスタッフについての印象を教えてください。
スタッフの皆さんは、フレンドリーなのにホスピタリティが高くて親切だなと思いました。初日に受付をしてくれたYukaちゃんが、とても緊張しつつもすごく親切に対応してくださったのが印象に残っています。彼女は真面目で頑張り屋さん。バリスタのKeiくんは毎回違うラテアートを提供してくれるし、いろんな話を振ってくれる面白いキャラクターですね。Ilijaさんはおしゃべりで、旅行とか歴史の話とか、たくさんしてくれます。チチさんは細胞一つひとつがホスピタリティ(笑)。(コワーキングメンバーと)距離感が近くなっていっても、雑になったり手を抜いたりすることがなく、サービスレベルは一定なのに、どんどん仲良くなれていくのがすごいなと思いました。
ー S-TOKYOでの交流で印象に残っていることはありますか?
たくさんありますが、屋上で過ごすひと時は格別でした。プレオープン時は無機質なコンクリートの空間だったのですが、今では全面に人工芝が敷かれて、さまざまな設備が整った憩いの場になっています。可愛らしい小さなハーブや、筋トレ用の道具もあり。天気の良い日には、パラソルと椅子を並べてランチやカフェタイムを楽しむこともできます。
屋上では、さまざまな方々と楽しい会話をさせていただきました。仕事の進捗や趣味の話、休暇の過ごし方から社会情勢、そして恋愛談義まで。
この素晴らしい一角を楽しむことができるのも、S-TOKYOの魅力のひとつです。
あと、コワーキングスペースでの体験ではないですが、(S-TOKYOの運営元である)LINNAS Designの3周年を記念した冊子に書いてあった1ページも印象に残っています。
ー冊子の1ページとは、コミュニティについて「ここはあなたの居場所です。いつでも帰ってきてください。」と書いたページのことですね!またS-TOKYOに戻ってきてくれますか?
もちろん戻ってきます。(私は)常に自分にとって良い居場所を探しています。S-TOKYOには良い「気」が溢れていたから、割と毎日ここへ来て、元気になっていました!この居心地の良さはクセになります(笑)。
ーぜひ、いつでも帰ってきてください!待ってますよ〜!
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コミュニティキュレーターのコメント
S-TOKYOのプレオープン中からMonthly Memberとして利用してくださったSeikoさん。私たちの至らないところも多かったと思いますが、グランドオープンに向けて相談を聞いてもらったり、マーケティングの専門的なアドバイスもいただいたりと、温かくサポートしてくださって、S-TOKYO crew一同心から感謝しています!個人的にもたくさんの楽しい時間を、Seikoさんと一緒に過ごすことができて、ハッピーな3ヶ月でした!人生の豊かさを求める人たちの居場所であり続けられるよう、これからも頑張ります。
Thank you so much Seikoさん!
S-TOKYO Chichi
【About S-TOKYO】
S-TOKYOは、コワーキングスペース、カフェ、ギャラリーを併設する小さな複合施設(マイクロコンプレックス)です。地方の企業やスタートアップ、クリエイター、そして世界中から訪れるデジタルノマドたちが混ざり合うコミュニティとして、日々さまざまな営みが育まれる場を目指しています。2023年11月22日にプレオープンし、入居者の募集を開始しました。2024年4月に正式なリニューアルオープンとなる予定です。コワーキングスペースやカフェ&バー、ギャラリーとして運営を行うほか、入居メンバーも自ら企画の立案や共催が可能です。この場所を心地よいつながりや新たな刺激にあふれた場所にしてくれるメンバーを募集しています!