S-TOKYOコミュニティメンバーの皆さんにインタビュー!
自由に日々を営む彼らに、仕事や人生について聞いてみました。
今回お話を伺ったのは、株式会社Linnas Design CEOの松下秋裕さん。金沢を拠点に家族と暮らしながら、ノマドという働き方も楽しんでいるようです...!Akiさんの暮らしを少し、のぞいてみました。
Interviewee: 松下秋裕
東京生まれ埼玉育ち。大学卒業後、外資系不動産会社での不動産運用業務やホテルベンチャーでのホテル立ち上げを経験した後に株式会社Linnas Designを創業し、2021年から金沢にてコミュニティドリブンのホテルLINNAS Kanazawaを運営。様々なプレイヤーを巻き込みながらホテル内外のイベントやプロジェクトに共に取り組む。趣味は旅と言語で、世界64カ国に渡航。
ーNomad Workerとして働く魅力を教えてください。
人生のQOLがすごく上がっているのを感じる!
例えば、毎日同じように仕事をしていても、お昼ご飯を食べにいく場所も、外に出た時の空気も匂いも違うし、会って話す人も会話のトピックも全然違う。
ノマドをしていると、場所によって普段の自分の頭の使い方とは違う考え方ができるから、出てくるアイデアの量も変わってくるんだよね。頭が常にフレッシュな状態でいろんな物事を見ることができるから、同じ日常でも、1日1日がすごく濃く感じる!
ーおお、QOL上がってますね。
上がってる!
同じところにずっと住んでいると毎日の日常って一瞬で過ぎ去ってしまうし、昨日食べたものは覚えていても、3日前に食べたものはパッと出てこないと思うんだよね。
だけどノマドをしていると、誰と何を話して、何を食べたかっていうのが、結構記憶に残っていたりする。
だからその分、日々の「大切な瞬間」みたいなものをキャッチしやすくなるなと感じている!
そして、自分のノマドスタイルには、家族がいます。
まだ子供が小さいので、ずっとノマドをし続けるというのは現実的にちょっと難しい。なので現在は、一年のうち8ヶ月は金沢を拠点に暮らしながら、残りの4ヶ月は、各地でノマド生活をしているというスタイルです。
僕は金沢をメイン拠点にしているわけだけど、自分のホームにもどったときもその鋭い感覚が少し残っている。新しいアイデアがどんどん出てきて、それが仕事につながるのが楽しいんだよね。
ー仕事と旅行と遊びをどのようにして調和させていますか?そもそも、分けていますか?
そうだな……全部一緒!
仕事もある意味遊びだし、旅行も遊びだし。でも逆に、旅行は仕事だし、遊びも仕事だし。
ーAkiさん本当にそうですよね。最初から好きなことや興味のあることが、仕事に自然となっていった感じなんですか?
そうじゃ無い(好きじゃない)こともやってみた結果、自分の場合は楽しいことを仕事にした方が、120%の力が出せるなって分かったから、だったら自分が楽しいことをそのまま仕事にした方がいいなと思って今のホテルの仕事をしているという感じかな。
お金以外の価値みたいなものを自分自身で享受しながら働く方が自分は楽しいなっていう。
「ノマド」という働き方が、それを可能にしてくれている気がします。
ーこれからやってみたいことは?
言語が好きなので、一つの地域に長く暮らして、その言語を習得して、地域のコミュニティにがっつり入って…そしてまた次の国に行って。みたいなのを、できるなら3ヶ月周期ぐらいでしたい!
言語を習得するというところに重きを置きながらも、ちゃんと仕事は続けるみたいな。
ーノマドだったら、新しい場所の言語で仕事をしていなくても、生活していけますもんね!
そうそう!
自分に合ったノマドのライフスタイルを作りたいなあと思っています!
【About S-TOKYO】
S-TOKYOは、コワーキングスペース、カフェ、ギャラリーを併設する小さな複合施設(マイクロコンプレックス)です。地方の企業やスタートアップ、クリエイター、そして世界中から訪れるデジタルノマドたちが混ざり合うコミュニティとして、日々さまざまな営みが育まれる場を目指しています。2023年11月22日にプレオープンし、入居者の募集を開始しました。2024年4月に正式なリニューアルオープンとなる予定です。コワーキングスペースやカフェ&バー、ギャラリーとして運営を行うほか、入居メンバーも自ら企画の立案や共催が可能です。この場所を心地よいつながりや新たな刺激にあふれた場所にしてくれるメンバーを募集しています!