S-TOKYOコミュニティメンバーの皆さんにインタビュー! 自由に日々を営む彼らに、仕事や人生について聞いてみました。
今回お話を伺ったのは、「株式会社 遊行」CEOの大瀬良亮さん。最近のテーマは「正しさの本質」だとか...!ノマドの深〜い魅力を語っていただきました。
Interviewee:大瀬良亮

長崎県出身。一般社団法人日本デジタルノマド協会・幹事、ならびに日本ワーケーション協会の顧問。金沢大学 先端観光科学研究所 特任准教授(2023年7月〜)。
筑波大学卒業後、株式会社電通に入社し、内閣官房へ出向。2019年に“旅のサブスク”「HafH(ハフ)」を創業。2022年9月、日本初のデジタルノマド専門のマーケティングファーム「株式会社 遊行」を設立。
ーノマドワーカーとしての生活で、最も魅力的だと思う点はなんですか?
本物と偽物の見極めができるようになってきたこと!
東京にいると、肩書きとか収入や職業で、「お前何モンじゃい!?」っていうのがごまかせるじゃない。
でも、北海道にノマドするようになって(人付き合いで重要視されることは)見た目や年収、肩書きとかは関係なくて「何してる人なの?」ってことなんだよね。
さらに、世界に行くと本物の歴史、本物の建築、本物の食べ物に触れることができるでしょ。そして「気の入った(はいった)仕事」の仕方や生き方をしている人たちに出会える機会が、東京よりも多いなと思う。
そういう環境では、本物と偽物を見極められるようになるし、自分の本当の身の丈の測り方も分かってくる。自分が培ってきたものが正しいか正しくないかを見つめ直すことができる。(本物じゃないものは)バレちゃうんだよね。「肩書きに乗ってるな」っていうのが見えることもある。
旅をする機会を増やすことによって、こうして本質を見ていくんだなって。そういう感覚を得られることって、ノマドの魅力だなと思うなー!
ー仕事と遊びの両立はどのようにしているんですか?そもそも、りょうさんは仕事と遊びを分けているのですか?
「分けたいな」とは思ってる!あと「遊び」と「仕事」ではなくて、「自分を高めること」と「仕事」は分けたいと思ってるんだけど、結構一緒にしちゃってるのは悩みですかね。
「自分を高めるために仕事してる」っていうかな、結構両輪で動いちゃっているので。

ー「自分を高めること」として、どんなことをしているのですか?
今ハマってるのは、アロマを作ること!
というのも、何か自分を表現するものとして、僕が感じてきた人生を詰め込む「五感の表現物」を作りたくて。これは仕事関係なく、匂いがすごく好きなので、遊行のメンバーと一緒にプライベートプロジェクト的にやってます。
ただ本当にオフのときは、もう、とことん廃人になる日を作りたいなと思ってる(笑)。何者でもない大瀬良亮になるべく、SNSとか眺めながら2時間過ごすみたいな、何も考えない時間。
ーりょうさんにもそういう時間が必要なんですね...!りょうさんの動き続けられる秘訣、もっと教えてください!